来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

昭和の強さ


「昭和の名曲」に平成の曲を挙げたり、平成のできごとを昭和と言ったりする人をよく見るのです。
これって、時代の話をしているようで実際にはイメージの話にすり替わってるんですよね。
特に今の若者にとって昭和と平成の区別の意味はなくノスタルジーとバブルが一緒くたになっています。
それどころか40代ぐらいでもオウム真理教が話題になってた頃を昭和だと記憶改変が起こってたりします。
これも昭和には「古い」というイメージがあり、懐かしいと思うものはみんな昭和が吸収してしまう、懐の深さというか昭和の強さがあるのでしょう。
写真は神保町のカフェさぼうるの壁。