来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

キラキラネームを持つ者の最大の課題

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最近では「キラキラネーム」という変わった名前を子どもにつけるのが普通になってきていて、普通であるがゆえにキラキラ感が陰ってきた気がします。

キラキラネームでよく問題にされるのが「読めない」「就職に不利」などですが、本当の問題が見過ごされていると思います。


それは

「名前負け」しやすい

です。 


例えば「壮大」と名前をつけたとします。

これで、体が小さく気が弱かったりすると「あいつ全然壮大じゃねぇしw」とからかわれるわけです。

それほどキラキラネームでなくとも、名前のキャラの強さや意味と本人の特性に大きなズレが有る場合、日々を生きる上で非常にストレスになります。


つまり、キャラの強い名前をつけられたからにはその名前に見合うだけの実績を作る必要があるのです。
オリンピックで金メダルを取る、有名なデザイナーになる、世界有数の起業家になるなど。

トンネルダイオード(江崎ダイオード)を発明した江崎玲於奈や、日清食品創業者の安藤百福の名前を見たら「さすが歴史に名を残すような人は名前から違うな」ってなるでしょう。


キラキラネームが普通の今、子どもの人生から無駄な苦労を排除し無難に日常を送らせたいのなら、「ここあ」ちゃんなんかは良い名前かもしれませんし、上で例に出した「壮大」は2015年の命名ランキング男の子1位が「大翔」なので、その漢字の意味は薄れ実際は問題も起こらないんじゃないかと思います。

さすがに光宙(ピカチュー)くんは将来「ピカチューダイオード」発明するぐらいじゃないとバランス取れないんじゃないかなと。



昔好きな娘から「久場くんって名前負けしてるよね」と言われた来兎(本名 久場 超(くば まさる))からは以上です。



注.明治安田生命名前ランキング
http://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/index.html 





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