IT用語としては、インターネット上の情報を収集しまとめること。 または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う。 キュレーションを行う人はキュレーターと呼ばれる。 キュレーターの語源は、博物館や図書館などの管理者や館長を意味する「Curator(キュレーター)」からきている。
キュレーションサイトなるものがワーッと現れて、ワーッと消えていきました。
「キュレーションサイト」の「キュレーション」が上記の意味の通りならば、多くのキュレーションサイトはキュレーションとは言えません。 だって、新しい価値をもたせてないのだから。
インターネットが現れて感動したのは、世界のいろんな趣味やスキルを持つ人達がその情報をまとめたサイトを作ったことです。それ本来の意味の「キュレーション」でしょう。
なのにキュレーションサイトなるものが現れて、それらの価値あるサイトから情報を掠め取りはじめました。さらに悪いことに、そこに嘘まで混ぜはじめた。
私が特に問題だと思っているのは、著者を載せないことです。
専門的な記事なのに、どれだけの専門家が書いたのかもわからない。そういう記事に価値はないです。文章の価値の半分は「誰が書いたか」で決まります。
今回の騒動で、キュレーションサイトなどという価値の無いサイトが消え、本当に価値のあるサイトが検索の上位に来るネットの世界を望みます。
