来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

「生産性向上」の前にすべきこと

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今日のタイムスに、沖縄のお土産品の会社ナンポーの社長が銀行に旧姓で口座を使用できるよう働きかけたという記事が載ってました。
その働きかけに対し6社が対応。素晴らしい動きです。

サイボウズの社長も訴えてたけど、苗字が変わることで大きな制限や負担があるのはおかしいです。
最近「生産性」なんていう言葉がよく使われますが、日本は「生産性向上」以前に「意味のない負担の解消」をするべきなんです。
しなくてもいい仕事をなくして、自動化できる仕事は自動化する。まずはそれから。

今のところ日本でやってるのは、マイナンバーカードの番号を役所の人が手で書類に書き写すような「仕事を減らそうとした結果、逆に仕事が増える」ようなものばっかりです。

なんでこうなるかというと、多分仕事を「すること」だと考えてるからなんですよね。

でも、本来問題解決系の仕事は「しないこと」を増やすためにすることだと思います。

既得権益で抵抗しているというのもあるでしょうけど、もっと柔軟に動いて、やらないでいい仕事はどんどんなくしていけばいいです。そうすれば新しい仕事が現れますから。

現に今新しい仕事がいくつも生まれてきてますが、それを受け入れていかないのは「ダメな怠惰」です。

「怠惰」は、積極的に仕事をなくすために使うべきです。