来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

日本の教育機関がカルト危機管理教育に力を入れない理由

今の日本の教育って、カルトに対しての危機意識の啓蒙に積極的じゃないんですよね。

個人的にそりゃそうだろうと思うのは、日本の学校教育そのものがカルトの方法論に近いやり方を実践し、その自覚もあるからじゃないかなと。

生徒を外界から精神的、時には物理的に隔離し、自らの頭で考えさせず、不条理な状況を与え続ける。

だから、カルトってこういうのだよ気をつけてと教えると「それ学校もやってるじゃん」って気づかれてやぶ蛇になってしまう。だから反カルト教育はやりたくないと。

 もっと言ってしまえば、教育だけでなく国の中枢の人々が国民に向けてカルトの手法を使いたいと思っている。最近のカルト宗教と政治家の絡みは、間接的にカルトを利用することで自分らの手を汚さずに洗脳された人たちを活用できてラッキーぐらいに政治家は思ってるんでしょう。カルト宗教も国の偉い人に守ってもらえる。悪いWinWinです。

偉い地位の人って、下に見ている人間を丁寧に説得なんかしたくないのです。ただ黙って従えばいいと思っている。だって俺は偉いんだからと。
そういう地位に胡座をかいた欲深く怠惰な人間にとってはカルトの手法はとても魅力的に感じることでしょう。