来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

涼宮ハルヒが面白い

小説「涼宮ハルヒの憂鬱」を読んだ。実に素晴らしい。これは中学のとき読んだら頭おかしくなるな。
中二病的な設定てんこもりで、ふと自分が学生のときのイメージが重なる。

私も立派に中二病でしたから(今もかもねw)学校なんてつまらなくてクラスメイトは馬鹿ばっかりだと思いつつ自分の存在も取るに足らないものだからいてもいなくても世界に何の影響もないし「今」を切り取ってその瞬間を「過去」に固定してしまう写真なるものに全く意味を見いだせないし、テストの自己採点なんて終わったことを見返したところでテストの点は変わらないだろと一度もやったことがない。歴史の授業なんてもってのほかだ、過去の他人なんか知ったことか。

て思ってた私が今「あの頃はそれはそれで楽しかったなぁ」なんて昔を思い返しちゃうのですよ。あら不思議。

そして今になって披露宴で使う写真を探したら、ほんとに中学高校時代の写真が無いの。これは結構後悔しますよ。写真は残してたほうがいい。過去が積み重なって現在があります。過去は現在の支えです。中学の私は大馬鹿野郎です。私がみくるかドラえもんだったら過去に戻って説教ですね。