来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

曲解する人々

痛いニュース(ノ∀`):鳥取県の“平等”教育 「学級委員長は差別」「かけっこの順位は差別」「学芸会の主役は差別」
http://www.asahi.com/politics/update/0209/TKY200902090294.html

大辞林 第二版 (三省堂

さべつ 【差別】
(名)スル
(1)ある基準に基づいて、差をつけて区別すること。扱いに違いをつけること。また、その違い。
いづれを択ぶとも、さしたる―なし/十和田湖(桂月)」
(2)偏見や先入観などをもとに、特定の人々に対して不利益・不平等な扱いをすること。また、その扱い。
「人種―」「―待遇」
(3)〔仏〕「しゃべつ(差別)」に同じ。

一般的に言う差別問題は(2)で、学校での成績やかけっこの順位は(1)だ。これを意図的なのか無意識なのかわからないが、混同させている。

順位をつけるのは可哀想という意見があるが、これは子供自身がそう思っているというより、出来の悪い子を持った親が自分の子供が負ける姿を見たくないというのが真相だろう。

子供が勝負するフィールドはたくさんある。算数がダメでも足が速い、絵だけは上手いとか歌だけは上手い。ひとつ自信が持てるモノを見つければ、子供はやっていける。その自信の持てる「なにか」を見つけ引き出してあげるのが親と学校の役目ではないか。


2chのコメント

174 : すずめちゃん(東京都):2009/02/08(日) 20:58:06.18 id:HvWp60fY
そういう教育を受けた鳥取県民は、全国から差別されます

という想像力が無いんだろうね。