来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

「二兎を追う者は一兎も得ず」を解ってても変われない謎

www.okinawatimes.co.jp

 

先日私がTwitterで呟いた懸念を同じく指摘してる方がいました。

 

沖縄県のMICE施設建設が東浜(あがりはま)という場所に決まりました。

 

MICE - Wikipedia

MICE(マイス)は、Meeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、Conference(国際会議・学術会議)またはConvention、Exhibition(展示会)またはEventの4つの頭文字を合わせた言葉である。ビジネスと関わりがあり多数の人の移動を伴う行事という、企業などの会議やセミナー、報償・研修旅行、国際会議や総会・学会、展示会・見本市・イベントなど、観光および旅行の観点から着目した総称で、「ビジネスイベンツ」とも呼ばれている。

 

沖縄にそういう施設を作ろうとしてるわけですが、私は立地の面で那覇市豊見城市の二択だと思っていたのですが、最終的に与那原町西原町のマリンタウン東浜地区に決まりました。

空港から東浜へは、30分以内でたどり着くのは難しいです。国際会議という世界の超多忙な人々が集まるような場が空港から遠いというのは論外ですし、理想は空港から15分程度だと思います。

 

行政の計画は大体「てんこ盛り」でいいことばかりにします。

この沖縄MICE計画でも知事が東海岸振興という話をしていて、一石二鳥・三鳥を狙っています。空いてる埋立地を活用するため、地域振興のためにMICE計画を動かすのは本末転倒。使用者の利便性を犠牲にしては、会場として採用されることは無く失敗することでしょう。

 

成功させたいのであれば、目的ひとつに集中すべきです。それが成功すれば、そこを軸に次の企画を進めることが出来ます。

私の知る行政の方々も重々わかっているにも関わらず、状況はいつまでたっても変りません。

 

そこが謎なんです。こういうのってどうしたら変われるんですかね?