来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

マジコネ!のあり方について

昨日は女性ボーカルイベント『マジコネ!Vol.26』でした。ご来場いただいた皆様有難うございました。

前回から半年以上あいて、イベントとしての考え方、コンセプトは変わっています。あくまで変わったのは考え方なので、おもての部分はそれほど変化はないです。

 

3年前にマジコネ!を始めた理由はいくつかあります。

 

1.ステージに立ってみたい人へのきっかけ

人前で歌ってみたけどひとりだと怖いし、なにをしたらいいかわからないという人は多いです。それで、うちがサポートしました。

 

2.女性ボーカルがオケだけでステージが出来るイベントを作る

カラオケで歌うのは普通に考えると「ただのカラオケ」です。それをいかに「非日常のステージ」として演出するかがうちの役目です。

 

3.物販を定着させる

沖縄はチケットの価格が安く、チケットからの利益を出せません。沖縄に多い無料のライブステージもほとんどギャラが出ません。

そのため演者にはできるだけ「売り物」を準備してもらって、ちゃんとお金で価値を認めてもらうという努力と、活動費の確保。お客様側には「グッズを買って応援する」という意識を持っていただくという意図がありました。

特にチェキはすぐに始められるので、うちからも演者に貸し出ししています。

ライブに出るために練習や衣装、交通費でお金がかなりかかります。ライブ1回のためならいいですが、これが月2、3回となるとかなりの負担となります。

基本的にはステージをこなすごとに上手くなりますし、いろんな人と出会うきっかけとなり活動の幅が広がります。だから、続けることが重要です。続けるためにはお金が必要です。

 

 

そういった思いから2012年に始めたマジコネ!はほぼ毎月開催してVol.24で一度休止しました。

似たイベントがぽつぽつ現れましたし、物販も定着してきたのである程度の目的は達成されたということと、逆にマジコネ!が演者を手助けしすぎたことによって、自ら切り拓くための成長を阻害したなという反省がありました。

 

Vol.25は10月に上京したマジコネ!出演者が沖縄に戻ってくるタイミングで特別に開催。

それから半年以上空いて今回のVol.26となります。

 

あい&りんの活動終了とりみちゃんのステージ。やってよかったなと思いました。

次も、なにかやりたくなったらやるという不定期な開催です。そのときは宜しくお願いたします。