来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

成人式という人生のピークについて

若手議員として、成人式に思う。 | 小坪しんやのHP~行橋市議会議員 http://samurai20.jp/2014/01/seijinshiki/

全く同意できない。
派手な格好をしただけで武勇伝とは。

日本のダメだなと思うところは、人生のピークが思春期、成人式、結婚式の3回で人生を80年としたらその前半に偏っており、あとは死ぬまで消化試合。(どうでもいいが、私に思春期のピークはなかった)
問題は、中年、熟年と言われる層に参考にしたくなるようなカッコイイ生き方をしている身近な先輩がほとんど居ないこと。

だから、若者はせめて成人式ぐらい目立たなきゃ人生のピークを作れないと思っているのではないか。

上記のブログでも書かれてる。

就職もして、何もかにもを捨てて そんな彼の「最後のハレの日」が成人式だった。


なぜこの状況をおかしいと思わない?
20歳が人生最後のハレの日だなんて、あとの60年はなんなのか?

そもそも今の成人式はおかしい。昨日子供だった人間が今日から大人なんて、切り変われるはずがない。本当に大人にしたいのであれば、義務教育を終えた16歳からは大人としてちゃんと扱えばいい。4年もすれば大人の自覚も出てきて、成人式にはふさわしい人間になっているだろう。

実際は、無駄に歳だけとった「自称オトナ」達が自分らがオトナであることを主張するために下の世代をいつまでも「コドモ扱い」する。いつまでもだ。本当に大人ならば、「新人の大人」をちゃんと大人扱いするはず。それが出来ないのは、上の世代が真に大人としての自信がないからだと思う。

自分が大人だと思う人は、ぜひとも新人の大人たちが憧れるような存在になっていただきたい。