来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

レッテルの呪い

めちゃイケの三中さんの真相を岡村さんがラジオで話してたそうです。

岡村隆史 めちゃイケクビ、三中元克の裏の顔明かす (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160304-00000070-nksports-ent 

 「(三中は)素人さん、一般人代表やのに、後から入ってきたADさんに対しては、ものすごい“ADあつかい”する、みたいな」と、テレビで見せる顔とは別の姿が見られたという。

これってきっと「コンビニ店員に辛く当たる客」と同じ感じでしょうね。

自分を丁寧に扱ってくれる人が居ないから、適当な人を見つけて自分が上でお前は下だという態度に出てしまう。 そうやって、自分で自分を立ててあげないと精神が持たない。

ただ、「一般代表」というレッテルちょっと酷いなと思います。テレビに、それも全国ネットで継続的にでてる人が一般人なわけがありませんし、やってる仕事はお笑い芸人と変わらないわけですから。
実質一般人でもない、でも芸能人からは芸能人として認められない宙ぶらりんな状態を5年も続けてたらやさぐれても仕方ないと思います。

一般人とプロの境目なんて曖昧です。一般人がちょっと特技を発揮する機会があり、それが業界関係者の目に止まって次の日にはプロとして仕事している。なんてことは珍しいことではありません。

でも「アマチュア」「同人」「歌い手」として活動してる人がプロになると、「素人が」「同人上がり」「歌い手のくせに」と言われるのです。それはまるで呪いのように。

やっかみでしょうけど、いちどついた肩書・レッテルはなかなか変えられません。それを覆すだけの実力を出し続ける必要があります。

三中さんは、今望んでプロとしてよしもと所属になりました。ぜひ実力で「一般代表」というレッテルを剥がして、ADさんに当たらずとも自分を保てるようになっていただけたらと思います。