ある企業の二次創作物受付業務をした際に「〜はガイドライン違反では?」という公式から何とかして言質取りたいマンや、「二次創作物はOKかNGか明確に答えて」という0か1にしないと気が済まないマンから定期的にメール兼クレームを頂きましたが、共通点はその人達が創作活動をしてない事だったな
— ダガシヤ (@daga_shiya) 2016年4月12日
今回の二次創作問題においても、許可について騒いでいた人の多くが当事者ではないでしょう。当事者ではないのだから、当事者なりの情報を持ちあわせていないだけではなく議論の目的自体を履き違えていることも多いため、ただただ状況を混乱・悪化させていきます。
東日本大震災のときにも「不謹慎問題」がありました。ささいなことでも「不謹慎だ」と批判されたのですが、その批判をする人の殆どは被災者ではなかったのです。
この「善意の第三者」は想像力に乏しく、具体的には「当事者でない自分には、当事者の真の気持ちを知ることは出来ない」ということが理解できず、当事者から情報を得ることもせずに思い込みで「当事者の代弁者」として行動します。
そしてもう一つの特徴として「潔癖」で、白黒をはっきりさせないと気がすみません。人に対しても単純に「敵」と「味方」に分けてものごとを考えます。そのため問題点を指摘されてると、本人は善意で行動しているため怒りだし、問題点を指摘してくれた方を「敵認定」するのです。
現状、私にはこの「善意の第三者」問題の解決策が思いつきません。