最近読んだ元カプコン稲船敬二さんの本「1億人に買われるメガヒット商品のつくりかた」に
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「自慢話を聞くのは嫌い」という人は多いでしょう。
僕も若い頃は、自慢話が苦手でした。ある有名人と会食をしたとき、3時間ずっと自慢話を聞かされて、へきえきした苦い思い出があります。
しかし、今では「他人の自慢話を楽しく聞ける人は成功する」と考えています。
日本では、成功した人やお金持ちになった人をねたむ人が少なくありません。人の成功談を聴いて
,「成功することがすべてではない」とうそぶいてる人ほど、成功した経験がありません。
自慢できることがあるってとても素晴らしいことだと思うのです。
成功云々はともかくとして、自慢話には自慢ポイントがいくつもあって、話している人がなにを重要だと考えて自慢としているかがよくわかります。
今が一番の人は最近の自慢をしますし、昔良かった人は過去の栄光を自慢します。これだけでも話し手が「現役」かどうかがわかります。
ただ、あくまで自慢話が好きなので「友達が有名人」みたいな「自慢話」ならぬ「他慢話」なら、御免ですし、一般的に言う自慢話嫌いって実はそういう自慢にならない自慢だから面白く無いってことじゃないのかなって思ってたりします。