来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

「ウイングマン」とサイレントマジョリティについて

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アメリカではトランプさんが大統領になってしまいました。

投票までは、出て来る数字はどれもクリントンさん優勢で、誰しもがクリントンさんが大統領になると思っていたはずです。

この件で「サイレントマジョリティ」という存在が初めて鮮明に見えた気がしました。


話はいきなり変わりますが、私が週刊少年ジャンプを初めて読んだのは小学4年のとき友達の家でした。初めて読んだ「ウイングマン」と「きまぐれオレンジ☆ロード」に衝撃を受け、それから毎週買うようになりました。

そのころ、周りに受けている話題となるマンガは「北斗の拳」「ドラゴンボール」「キン肉マン」「魁!!男塾」で「ウイングマン」「オレンジ☆ロード」 を話題にする人は周りにひとりも居らず、私自信もそれらを好きだと言うことはありませんでした。

それから長い月日が経ち。

今や「萌え」という言葉が発明され、 アニメは美少女に溢れ、マンガ雑誌もソレ専門誌が発売されるような状況に。

恐らくなんですが、私と同時期に「オレンジ☆ロード」「ウイングマン」 などのマンガに影響された者達は、公言することなく深く潜みながらも、読者アンケートやグッズ購入、そして自らが作る側となり、大きな影響力を作り出し現在に至ったのではないかと思います。


「言えない」状況を作り出すことは、たんに「見えない存在」になるだけであって、決してその思想、感情無くなったわけではないと。無視してたらいつの間にか世の中がひっくり返ってしまうぞと。

ふと、気づかず私自身サイレントマジョリティだったんだなと思いました。
そして「キン肉マン」の話をしていたクラスメイトも、実はアオイさん好きだったのかなと思うのでした。

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