来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

絶対的自信

日本人はなんでこんなに議論が出来ないのかと考えてたのだけど、なんとなく、みんな自分の考え方に絶対的自信を持っているからなのかなと。

議論をするためには前提として、自分以外の考え方、やり方が「存在すること」を認めなければいけません。そして、それを認めることは自分の考え方を否定することにはなりません。
なぜなら、学校のテストとは違い正解がひとつとは限らないからです。(さらにいうと正解が無い可能性もあります)

だけど、自分の考え方が絶対正しいと思っているのなら、自分の考え方と違う他人は絶対間違っていて、間違っている方が正すべきだと考えるのだから話し合いにはならないです。
他の考え方が存在することを認めていれば「そういう考え方もあるんだな」で済んじゃうことなんですけどね。

私からすると、こんなにも自分の考え方に絶対的自信があるというのは凄いと思います。

私は自分の考え方に絶対的自信はないです。
私はこれまで正しいと思ってたことが後々間違ってたという経験をたくさんしてます。だから自分の考え方が絶対正しいとは思えません。
それでも暫定的に考え方をまとめておかないと先に進めないから、一応の自分なりの考え方を持っている感じです。

むしろ私の考え方よりもさらに良い考え方を知ったら、情報に偏りがあるのなら、修正・ブラッシュアップし、より良く磨き更新していきたい。

人間って生きてる間はアップデートできると思うんです。「絶対」というのはある意味アップデート終了ということだから、それはもったいないんじゃないかなと。


写真は昨日食べたスーパーカップ
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