来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

AIに人権は必要なのか?

駅の案内AIが若干炎上気味です。

そこに「AIは人間じゃないから人間を扱うような配慮はいらない」という論調があります。
私としてはそれには反対です。AIが「擬人化」するのならば、限定的擬似的人権(侮辱されない権利)を与えるべきです。

というのも、高度な擬人化AIは人間と区別がつかないからです。そうなると将来、生身の人間をAIだと誤解してぞんざいな扱いをするという可能性が発生します。生身の人間だろうがAIだろうが人の形(それが映像であっても)をしてる者を丁寧に扱うことになんの問題もないでしょう。

これは創作の中の問題とは違うので、そこをごっちゃに考えないでいただきたい。
まわりまわって人間の尊厳を守るためにも必要なことです。