来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

「子ども扱い」の理由

日本ってとにかく若者を「子ども扱い」したがる傾向があると思います。
大学生にしても、新入社員にしても、口では「大人の自覚を」とか言うくせに、その扱いが「子ども」です。
今や選挙権も18歳からなので、新人として扱うのはわかるけど、子どもとして扱うのは違うかなと。あくまでひとりの人格として、ちゃんと扱うべきです。

なんでそれが出来ないのかと考えたのですが、結局のところそうすることが年配者が若者を自由にコントロールするのに都合がいいからなのかなと。
自分の歳より下の人はすべて子ども扱いするひといるじゃないですか。あれってそういう関係性を強制することで自分の立場を有利にしたいんですよね。

こういう子ども扱いする人って、つまりは他者をひとりの人格として扱えない未熟者、むしろ「お前が子どもだろ」だと思うんですけど、なんでこうも偉そうに生きていけるのか、割と不思議です。