来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

サブカルとジャンル

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ちょっと気になっていた映画『花束みたいな恋をした』を見てきました。

https://hana-koi.jp/

この映画、話の中に沢山の小説やバンドなどの名前が出てくるんです。それらはサブカルとして扱われるものが多く「あの作品はサブカルなのか?」とか「サブカル好き達の行く末」みたいな捉え方をしてる感想を多く見受けました。

私の見た感じでは、この映画のなかではサブカル作品好きということは重要ではなく、同じ感性をもつ男女が運命的に出会ったことを描きたいための手段として選んだ作品が、たまたまサブカルと認識されやすい作品になっただけかと思ってます。

私は好きな作品をジャンルで考えたことがあまりなくて、音楽も好きだなって思ったものを聴いていました。
高校生の頃、人から「洋楽は聴く?」と質問されたときにちょっと驚きました。音楽を洋楽とか邦楽とか意識したことが全く無かったからです。 好きな海外の曲は思いつかなかったのでそのときは「聴かない」と答えました。

それからしばらくして、ABBAカーペンターズの曲が好きでCDを持ってたことを思い出したんですが、それらを洋楽として聴いてなかったから質問されたときは思いつかなかったんです。(ただ、質問した人が想定してた洋楽の曲とは違う気がするけど)

サブカルというのも、そんなにそれがサブカル作品なのかを意識して選ぶものなんですかね?

ロックやジャズ、恋愛小説や推理小説というカテゴリ分けはわかるけど、邦楽洋楽やメジャーサブカルというのは捉え方が未だよくわからないです。


あ、映画は面白かったですよ。