来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

『未然に防げなかったのか』

さかのぼって『こうしてればよかった』みたいに考えるの、私はほんとに無駄だと思ってます。
それは出来なかった理由が必ずあるからです。
それでもそう思っちゃうことはあるけど、思うことだけはしょうがないから、さっさと忘れるしかないです。

そして、他人に言わないことにしてるのが、過去にさかのぼって追求する『なんでこんなことしたの?』つまりは『未然に防げなかったのか』です。

『こうしてればよかった』と過去の結論を出したところで、それはあくまで過去の話であって過去を変えられるわけでもありません。全くの無意味なんです。

本当にすべきことは失敗の原因追求です。これは『こうしてればよかった』とは全く違います。
『こうしてればよかった』は問題に正面から立ち向かっているわけではなく、ただ形を変えて過去を悔やんでいるだけですから。


この『未然に防げなかったのか』は、マスコミがやたら使うんですよね。
いつもそんなふうに言う人達なのに、自分らの炎上は防げない。矛盾してますよね。