来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

メッセージの届け方と、その捉え方

かつて「64ビット級」を謳うゲーム機がありました。それは32ビットCPUを2個搭載してるから64ビット級だという無茶な主張だったのです。ちなみに、CPUのビット数はざっくり言えば、一度に扱える数字の大きさのことで、32ビットCPU2個積んだから64ビットCPUと同等性能にはなりませんし、そもそもビット比べる意味自体ゲーム機の性能を表現するには無意味です。

そのコピーを見て私が思ったことは「つまり、64ビットCPUを積んでないんだな」と。

最近だと「ハイレゾ級」を謳うイヤフォンがありました。それに私が思ったことは以下略。

そして今日沖縄県が緊急メッセージ出しました。

「ロックダウン相当」

私からは、ロックダウンはしないというメッセージに見えます。おそらく効果は出ないでしょう。

気をつけている人は継続してずっと気をつけています。人口の半数ぐらいはそうじゃないでしょうか。そんな人達にさらに気をつけろと言ったところで「何を?」としかなりません。

そして、もう気をつけることをやめてしまった人(元々気をつけてない人)もかなり見受けられるようになりました。ハピナハ(元沖縄三越)前なんかいつもえらい騒ぎです。

ちゃんとデータをとっていれば、どんな人が感染しているかの傾向は分かるはずです。一律にメッセージを出したところで本当に届けるべきところには届きません。
特にテレビもネットニュースも見ない若者には。
本当に効果を出す気があるのなら、伝えるべき人にピンポイントでリスクとリターンを伝えるやり方を考える必要があります。

マスに情報発信する時代はとっくに終わったんですよ。