来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

言葉の軽さがすごすぎる

最近総理大臣になったばかりの人、当初の公約全部「そういう意味じゃない」と反故にしてしまいましたね。
「真意ではない」「誤解を与えた」など、最近の日本の(特に偉い人の)言葉は随分と軽くなりました。発言に問題があった場合、全て聞く側のせいにすればよいと。
つまりは、国民は馬鹿にされてるんですよね。それでどうにかなるとたかを括っているわけです。

だって、こんな物言い他国間でやるわけないですから。

「関税を撤廃すると言ったが、あれは関税を撤廃するという意味ではない」

なんてアメリカに言ったら、もう日本は世界から相手にされなくなります。あの国は言葉が通じないと。

こんなごまかしを政治家が30年続けてきて、公務員とか、教育界とか、ちょっと偉いっぽい人々はみんなその「政治家メソッド」真似てしまい誰も責任を取らなくなってしまいました。

こんど選挙がありますけど、私が求める資質はひとつだけ。

「発言した言葉のまま行動する」

これだけです。

「真意じゃない」「誤解を与えた」と逃げない、言葉を大切にする人。

いますかね?