来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

文字を丁寧に書くのです

PCを日頃から使っていると、手書きの文字を書く速度の遅さがかなりのストレスになります。

そのせいで、早く書こうとしているうちに字はどんどん汚くなり、時には読めないことも。


毎日の思ったこととかやることとかはノートに手書きです。しかし字の汚さが極まりすぎてこれは良くないと思い、一旦書き方をリセットして、逆に丁寧に書くことにしました。


今までの文字と、最近の丁寧に書く文字。違いはこんな感じ。


これまでの殴り書きの文字は、省略の仕方とか早く書くときの法則なんかも別に決めてないので読めないときは読めない。古文書というか、不可逆文字というか、ZIP圧縮に失敗した気分です。


そんな文字丁寧生活は3日目ぐらいなんですけど、結構不思議な効果があったのです。

タスクに書いた内容の作業も丁寧にするようになりました。まさかの心理的効果。これってなかなかのライフハックじゃないですか!

そもそも、文字が汚くなったのは早く書きたいというストレスが原因。

それはどう解決したのかというと、文字を書くときは文字を書くモードではなく絵を書くときのモードで書くようにしたのです。

昔読んでいたバスタードという漫画の作者の萩原一至先生は、当時私の一番好きな美男子美少女の絵柄だったのですが、書く文字はというと私の人生(中2)で見た文字で、一番、それも圧倒的に文字が汚い方だったのです。

しかし、漫画の中に出てくる文字はとてもきれいに整っているのです。それを見たときに「あぁ、文字も絵と考えて書けば良いのか!」と発見があり、明朝体の文字とかをよくテストの裏に書いたりして遊んでいました。

その頃を思い出しながら、絵を書くように丁寧に文字を書いています。そうするとデザインとして整うし、ノートを見ててとても気分が良いのです。 

「丁寧な生活 」なんて言葉ありますけど、それってやっぱ重要ですね。その中でも私は「文字」に着目したのですが、ほかのことにも丁寧は実践したいと思います。