来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

30歳で人生終わりなのか

「30歳で人生は終わってる」という趣旨のツイートがバズっておりました。私もある意味同意というか、なんなら20歳、18歳もあるなと思います。
一般的に区切りとされる時期は何かを諦めるには良いタイミングでしょう。
特に学校と会社という世界しか知らない人は、それ以外の世界があることを知らないのですから終わりと思ってもしょうがないです。
学生時代から二十代前半に人生のピークを迎え、結婚したら3年延長、子供ができたら20年延長という感じでしょう。
でも、私みたいな最初から学校、会社に軸を置いていないタイプの人はむしろ30歳ぐらいから面白くなってくると思います。

今や人生100年とか120年なんて言われる時代です。結婚しようが子どもが居ようが遅かれ早かれ、自分のために、能動的にクエストを探し続けなくてはなりません。
そこを理解できずに良いことが起こらないから「終わった」とするのは、せっかく動き回れて頭がある人間に生まれたのにもったいないなと思います。

結局その人次第です。

それを「自分が30歳で終わりだったから、若い人は俺みたいになるなよ」ではなく、「自分より下の世代もそうなるんだ!」と呪いをかける人は、控えめに言ってクズだなぁと思うのです。

若い人はこういうダメな人生の先輩の「個人的な失敗」の呪いを真に受けないように。