来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

「察する文化」の私的利用

『日本人は「静かにして」ではなく「うるさい」という』って旨のツイートを見かけました。確かに察する文化だとは思うんだけど、私的には文章から言いたいことを察するを飛び越えて自分の都合のいいように(または悪いように)解釈する人が多いなと思ってます。

アメリカでは車をバックで駐車しない」というツイートに対して「日本は駐車場が狭いから」とかいろいろ言う人が出てきました。
元ツイートは暗に日本とは文化が違うんだなぁ的なことは言ってても、だから日本もそうした方がいいという旨は私は感じ取れませんでした。
けど、勝手にない情報を読み取ったり、必要な情報を読まずに攻撃的にモノを言う人がすごく多い。

酷いのになると「あの人はああ言っていた」と他人の発言にに自分の言いたい事情報を含ませて、自分は責任を負わずに発言する人もいます。

「忖度」なんかもこの手のやつですね。

基本的にこの察するというのは力のある人間に非常に有利なんですが、下っ端は下っ端でいろいろ悪用しがちなんで、なくするほうがいいと思います。

必要な情報を必要な分ちゃんと伝えない怠惰の文化でしかないので。