来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

ゲームデザイン


野球がすごく進化しているそうで。

特に投手の進化が著しく今は時速160km超えの投手もいて、私が小学生の頃、野球中継で表示されていた時速140km台から1割以上速度が上がってるわけです。

そして打者も進化するわけで、ホームランの率が上がってきているそうです。その代わり、ホームラン狙いのため三振の率も増えているという。

これらの進化で何が起こったかと言うと、試合が大味になり面白くなくなったと。細かな駆け引きがなくなり一発勝負になったのですからまぁわかります。格闘ゲームで言えば、牽制やコンボの精密さなどよりもドカンと一発超必殺技を当てる試合になるわけですから、まぁ面白くはないですね。

プロの世界というのは勝ち負けを真剣にやるのは当然なんですけど、それは「面白い」ことが大前提であり、勝ち負けのこだわりが極まったときにそれが「面白くない」のであればエンタメとして成立しないのです。

ゴルフもレギュレーションとして「飛びすぎる」クラブは禁止してるようですし、ハードとソフトの進化に対してゲームデザインはどう対応していけば良いのか、なかなか難しい対応を迫られそうです。