来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

性格のグラデーション





マンガアプリでたまたま見かけた『僕の妻は発達障害』を読んでみたんだけども、程度は違うとはいえ「これ俺じゃん」的な感じで、私はたまたまなんとかやっていけてるんだなぁと思ったり。

「ひとつ作業をやってると他にするべきことを忘れる」なんてのは誰にでもあると思います。私もすっごくよくあるんですけど、これも度が過ぎると生活に支障を来すわけです。私はたまたま「性格」で済まされるレベルだっただけで、その延長線上に発達障害はあるし、なにか変調をきたしてもっと色濃くなる可能性はあるわけです。

私は9時5時の会社員で働くのは無理だなぁという自覚は20歳ぐらいからあって、結果として今作曲家として時間は割と自由にやってるんですが、これ以外の仕事だったら結構積んでたんじゃないかなって思います。

今は社会が高度になりすぎて、悩みが増えて純粋な幸福度は間違いなく落ちてますよね。
幸福を追求した結果が、未来の心配をするあまり今が楽しめないというのはなんとも皮肉です。もっとシンプルにバカな頭で日々を楽しみたいものです。