来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

評判を落とす行為がどういうものか、富良野の議員は解っていない。



「邪神ちゃんドロップキックX富良野編」を富良野の議員が批判して話題になってます。

この批判の内容が

「邪神ちゃんに借金があるため臓器売買を提案するなど社会通念上許されない行為が多くあり、富良野のイメージを落としかねない」

という主張。

私的には、ちゃんちゃらおかしい話。

物理的に出来ないこと、社会通念上許されないようなことができるのがフィクションであり、それを現実にやってはいけないことをやったから駄目というのはナンセンス。そして「イメージを落としかねない」というのも「そんな気がする」程度の意味でしかない。行政のコンテンツ周りでよくあることだけど、とりあえず批判できそうなところを批判して仕事した気になってる人多すぎます。

さらに言うと今回の件は、問題化してイメージを悪化させるかもしれない要因を作ったのは議会です。

今まで内向きでの話し合いしかしたことないのでしょうけど、人気コンテンツに関わるということは、今まで内々で済ませてきたことが外から注目されるということです。それはコンテンツだけでなく、コンテンツに関わる行政、議員も外から評価されるということです。 

対応次第によっては、多くの観光客の可能性を失うことになるでしょう。それはアニメ良し悪しのせいではなく、大して興味もなかったのに急に批判だけしてきた議員のせいです。

ただ、おそらく週末には多くのアニメファンが富良野を訪れることでしょう。
経済効果を目の前にしてそのつまらない批判を続けるのか、注目したいところです。 


逆にこの一連の流れすら「プロレス」だったとしたら、富良野は相当のやり手なんですけどね。

邪神ちゃん公式
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