来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

財界さっぽろ


22日〜24日まで北海道に行ってました。

そこで買った「財界さっぽろ」という経済誌

地方の新聞や雑誌の情報はネットではなかなか拾えないので面白いです。


田中義剛さんのインタービューが載っててこれが良かった。

財界さっぽろ
p212 田中義剛が”ホクレン批判”「農業も足し算経営だ」

田中 (同業者関係者などから)批判されてるのもわかってます。みんなは俺がだめになるのを願っているわけです。そうなれば「やっぱり農協だ」と。
 でも、勝ち続けているんですよ。それを見て、新しい農業を目指す奴も出てくる。それで今春から酪農大学の教授も引き受けました。
 農協に金も借りないし、喰わせてもらおうとも思わないし、何を言われようと関係ない。自分で流通作って自分で売る、ビジネスとして当たり前じゃないですか。農協から借金して、牛100頭の枠を貰ってやる、それはただの工場でしょう。そんなの酪農じゃない。それはファームじゃなくてファクトリーですよ。オレはファームがやりたかった。
 うちみたいな小さいところが生きていくのは「小さく作って高く売る」、この法則なんですよ。北海道の農業は「大きく作って安く売る」、逆行しているんです。牛乳捨ててもったいないというけど、牛乳単体じゃみんな飲まない。もう斜陽産業ですよ。でも、スイーツって言われた瞬間に無限の広がりがある。

 すばらしい。これは応援したい。

 しかし義剛さんとこのキャラメルはどこも売り切れで買えませんでした。残念。