来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

Twitterのアルゴリズム導入に関して気になること

Twitterの表示が時系列からアルゴリズムに変更になるらしいです。

www.buzzfeed.com

これまでのタイムラインは、ツイートされた時間が新しいものから古いものに時系列に並んでいたが、新しい仕様では、アルゴリズム計算によって、ユーザーの関心に合わせた表示になる。

 

気になることもいくつかあります。

 

1.みんな一斉にバルスできなくなる

Twitterの良さのひとつにリアルタイム性があると思うんだけど、アルゴリズムの導入でみんなで一斉にツイートするという遊びができなくなる。Twitterならではの楽しみをひとつ失うわけです。

2.見てほしい時間を選べない

災害の速報に使えない。それどころか、災害が収まった頃にアルゴリズムで現れて誤報を誘発する可能性があります。

誰も見てないだろうと、深夜の勢いでツイートした恥ずかしいつぶやきが真っ昼間に表示されるのも恐ろしい。

3.文脈破壊による誤解・炎上の可能性

Twitterはひとつのことがらを連続でツイートすることがよくある。3ツイート1セットの内容からひとつだけアルゴリズムで表示されることによって、誤解・炎上する可能性がある。複数ツイートを連携させることもできるけど、私は面倒なのでやっていないです。

 

これら問題を解決するためには、つぶやく人がツイート単位でアルゴリズムに対応させるかチェックを入れる必要があるけど、仮にそうなったとしてもいちいちチェックする人はいないでしょう。面倒だから。

 

これらはあくまで私の予想ですから、優秀なアルゴリズムで杞憂に終わる可能性も十分にあります。

しかし、最近のTwitterの度重なる変更は、フェイスブックを意識しすぎた昔のmixiのようで、とても心配です。

 

Twitterはツイートのタイミングにこそ価値が有ると私は思っています。内容にかかわらず公平にタイムラインに並び、世界中のアカウントの存在を感じられること。

だから今回の変更はとても残念です。