来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

【ゲーム】プロゲーマーが日本で成立する条件

今後日本でビデオゲームのプロゲーマーが成立する条件というのはただひとつです。

 

それは、賞金付き大会が増えて、年間賞金総額が数十億円規模になるということ。

 

私はプロゲームシーンの参考になるのはプロゴルフだと考えています。

さらっと調べた感じだと、昨年の国内女子プロゴルフ公式大会は37大会、賞金総額は35億円ほどのようです。2014年賞金女王アン・ソンジュさんの獲得賞金は1億5千万ほど。これは日本の大会のみの総額で、海外は含みません。

国内の賞金だけでこれだけ稼げるのであれば、「うちの子を将来プロに」と考える親も多いことでしょう。

 

現状日本国内には賞金付き大会がまだまだ少ないです。これはプロゲーマーだけでなく今後の日本のゲーム市場の発展のためにも真剣に考え無くてはならない案件です。海外で盛り上がりを見せるゲームシーンに対して、日本が盛り上がらないようでは、後々種目ゲームタイトルまですべて海外に持っていかれるかもしれません。

 

プロゴルフはヤマハダイキン伊藤園など、さまざまな業種の企業がスポンサーとなっています。ビデオゲームもそうやって企業がスポンサーになる意義を感じられるよう、ビデオゲームを「たがかがゲーム」から「e-スポーツ」としてイメージを向上させる必要があります。

 

そのイメージ向上のためにウメハラさんやsakoさん、ときどさん達スタープレイヤーがいま頑張っています。(ぜひ突撃!となりのプロゲーマーを読んで欲しい

 

プロゲーマー専門学校が話題になっていますが、その「企画・プロモーション」専攻には期待しています。まずは大会が全国各地で開催されること。そうして仕事を生み出してくれる人材が増えるのであればガンガンやっていただきたいです。