来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

不良と学校の親和性

日本の少年少女ってヤクザ漫画に何で寛容なの?
http://anond.hatelabo.jp/20160313020618 

ヤクザに関しては私にとっては「ファンタジーの世界」なので、とくにどうも思うことはないのだけど、ジャンプ読み始めた小学4年から、ずっと納得がいかなかったのが不良漫画。

不良という世界を美化し、出版社はそれを容認しているように見えました。しかしそれはフィクションですからしょうがない。嫌いでも読んだら面白かったりするからまた困ります。

しかし、なにより迷惑なのが、バカが真似することです。今はさすがに典型的な不良みたいなのは絶滅したかもしれませんが、私の学生時代は確実にマンガに影響されたバカが多数居ました。

しかしそれ以上に納得がいかないのが、そのバカがやらかす悪さを「子どもがすること」として学校が容認することです。不良にとって学校という場所は案外居心地がいいわけですよ。不良の温床です。


そしてその不良の不良たる行為は、ものによっちゃ犯罪なわけですよ。
傷害や窃盗はとっとと警察に判断してもらうのがスマートです。

警察へ通報するのを咎める「将来があるから」という言い訳は、その被害者からすればどうでもいい話であり(というか被害者の将来を心配してくれよ)、少年法がすでにその「将来があるから」を考慮していますので、学校側が勝手に判断しないでいただきたいのです。

最近では、傷害やいじめ(と呼ばれる犯罪行為)には即警察という流れができつつあるみたいですので、学校という閉じた世界の身勝手なルールがどんどん無くなっていけばいいなと思います。