来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

ネットによる選挙と政治の変化について

明日投票日ですね。

「投票してもなにも変わらない」は私の小さい頃から言われてきたことですが、これって実際に変わっていないのではなく、変わっているにもかかわらずそれを知る手段がなかったということだと思います。

インターネット以前は新聞とテレビが主要な情報源で、それこそ大きくニュース性がない各議員の小さな活動を知ることが出来ませんでした。知ってる人はどういう人かといえば、実際に政治活動に関わる「マニア」だけです。

そして国民の殆どは情報発信するすべがなく、行使できる力はそれこそ手持ちの「1票」しかなかったのです。 


 それがここ5年ほどで状況に大きな変化がありました。

主にはTwitterとFacbook、そしてGoogleです。

これらのサービスの登場で、選挙後の情報を逐一知ることができ、取り漏らした情報は検索で簡単に遡れます。

そしてこれが一番重要なのですが、SNSの登場で、政治家でない一個人が情報発信により1票以上の影響力を持つことが出来るようになったということです。

政治への関心や、心配、投票の表明の記事をSNSに投稿することが、周りの人間に影響し、一票を投じる以上の力を持っているのです。

これは政治家にとって脅威です。ネット上で大きな力を持つ人の発言如何によって、当落が左右されるのですから。

「投票してもなにも変わらない」時代は終わりました。 

当落が決まってからが本当のスタートです。でかい口叩いて当選した議員の一挙手一投足、しっかり監視しましょう。

新しい趣味としてもいいと思いますよ。