来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

沖縄に「アイドル」が現れない理由

沖縄から貧困がなくならない本当の理由(3)低所得の構造 | 樋口耕太郎 | 沖縄タイムス+プラス
http://www.okinawatimes.co.jp/cross/?id=441 

私が沖縄嫌いである根底がこの記事に書かれています。

沖縄県民は「ええかっこしい」と「ぶりっ子」が嫌いです。

これだけだと「どこにでもあるじゃないか」と思われるでしょう。

しかし「ぶりっ子」に関しては沖縄県民(特に同性)は異常なほどに嫌悪するのです。

めろこ。から聞いた話では、小学生の頃に一人称を「私」と言うだけでぶりっ子認定され攻撃されたらしいです。沖縄県民的に女の子の一人称「私」はぶりっ子なのです。
しかし、一人称を自分の名前にする(「聖子は〜」的なの)のはOKらしい。そっちのほうがよっぽどぶりっ子的な感じなのですが、非常に謎。

沖縄の多くの若い女の子が一人称を「自分」と言うのにはそんな理由があります。

そして、沖縄の10代の女の子は言葉遣いがかなり汚い子が多いです。今思えば、それは同性から攻撃されないための生きる知恵なのかもしれないです。


そんな沖縄では、ローカルアイドルで典型的なアイドルユニットはなかなか現れません。ロコドル的なユニットはそれなりにあるのだけども、どれも「ダンスボーカルユニット」を標榜しています。

最初は事務所の意向だと思ってたのだけど、どうやら「アイドル」だと女の子たちがやりたがらないらしいのです。
潜在的には、アイドルが好きで自分でもやりたい子はそれなりにいるはず。しかし、アイドルは「ええかっこしい」かつ「ぶりっ子」でわざわざ攻撃対象になるようなものだから、よっぽどの覚悟がないと言い出せないのでしょう。


沖縄はリゾートで開放的なイメージとは裏腹に、沖縄県民は全然まだまだ閉鎖的で田舎的です。
県民がいろんなことで外と戦っているように見えますが、真の敵は中に潜んでいるのです。 


残念なことに、それを変える方法は「外圧」だけでしょう。
だから、冒頭のタイムス記事を書いてくださった樋口さんをはじめ、県民にはない感性を持ち問題提起してくださる移住者には大変感謝しております。