来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

評価者を評価してやれ

上のツイートをしたら、反応の中に

「自己評価が低かったから」

というのがあって、腑に落ちました。たしかに、私も自己評価の低い分野に関しては動けなかったです。

この自己評価というのは、最初から自己評価が低いのではなく、周りから低いと言われ続けて、それを受け入れてしまうからでしょう。

その点、たまたまですが、私は総合的には自己評価は低くはないです。その主な理由は、学校の先生の評価を受け入れなかったからだと思います。

小学1年入りたてのころ、授業でタクシーの絵にクーピーで色を塗るというものがありました。
私は前に見た黒いタクシーがカッコよかったので黒く塗ったのですが、それを先生に「タクシーは赤でしょ」と怒られました。黒いタクシーを見たと主張したのですが無視されました。
それがショックでいろいろ考えたのですが、結論として、黒いタクシーはあるんだから先生が間違っている。同じ人間なのに子どもだとバカにした態度で話を聞かない先生の言うことなんか聞く必要ないと思いました。

それから、自分が評価されてもいい、ちゃんと話してくれる先生を選んでました。

話はろくに聞かず暴力性で生徒をコントロールしようとする体育教師は総じてクズだと思ってました。
先生でも美術と音楽の先生は、ちゃんと話を聞いてくれる方が多かったです。

あとは、

エレクトーンの先生。
アマチュア無線一級の免許持ってる人。
NEC出身の電子科の先生。
沖縄の有名バンドのキーボーディスト。

本当に実力のある人って、相手が子どもであってもちゃんと対等に話してくれました。

そうやって自分が評価されてもいい相手を選んでいたから、ちょうどよくバリアを張れて、潰されずに済んだんじゃないかと思います。

今思い返して見ても、当時クズだと思った先生は今でもクズだと思うし、考えは間違ってなかったなと思います。

自分を評価する相手を、しっかり評価してやりましょう。クズの下す評価なんかきいてやる必要なんかありません。