来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

いたずらと悪ふざけ

小学生の頃、従兄弟と遊んでるときにいたずら心でやったことで従兄弟に怪我をさせてしまったことがありました。(指をちょっと切った)
双方が面白いと思ってやったことで結果怪我をさせてしまったのが申し訳なさすぎて、それからちょっとでも危ない可能性のあるいたずら、相手が面白いと思わないいたずらはやらないと決めました。

この経験って今でも思い出すほど引きずってて。

あのときやったいたずらは、ほんとは自分だけ面白いと思てっただけで、相手も面白いかどうかまでちゃんと考えてなかったんじゃないか?とか、誰かと何かを楽しむということは自分よりも先に相手のことを考えるべきじゃないかとか、もやもやと事あるごとに思い出すのです。

で、結論としては、このいたずらとか悪ふざけって相手への事前の告知と同意がないことが一番の問題ということに気づいたんです。

そして、これから起きることの情報を相手が持っていないことによる、自分の優位性が面白さの本質であること。

だから「サプライズ」という言葉が流行りだしたときは、「悪ふざけ」を正当化する言葉が発明されたように思えて嫌悪感が強かったです。

そんなことを、この記事を見て考えたりしておりました。
今の世の中には殺傷力のある道具なんていくらでもありますから。
そんな道具を知識なく使えば、ちょっとした悪ふざけで人を殺してしますなんて全然あり得るんですよね。