新型コロナで色々考えることが増えたのだけど、そんななかで私の中で一つ結論が出ました。
日本のIT化、生産性向上を阻害したのは、間違いなく行政と教育だと。
日本は他国に四半世紀遅れているのは間違いないです。 Windows95が発売された25年前、これが世界を大きく変えるということに熱狂したのはごく一部で、13年前に発売されたiPhoneが世界を変えることに気づき熱狂したのもごく一部でした。それが今PC・スマホがこれだけ一般に浸透したにもかかわらず、行政と教育は表面的に取り入れているポーズだけとり、本質的には頑なに変わらなかった。
手紙がEメールになるとか、教室の黒板がモニターになるのがITではないのです。
ITの恩恵は根本的なスタイルの変化にあるのです。
本来なら行政が率先してIT化をすすめるべきだったけど、変化を嫌う特性と思考停止から進まなかったんだろうなと。
あと教育。これは、黒板の前で教師が生徒に教えるというスタイルが「教育」だと思っているフシがある。世界でITが進んでも長く続く古いやり方に疑問も持たなかった。
それらが、新型コロナにより変化を余儀なくされた。それは数少ない幸運だと思います。
今回新型コロナと一緒に消滅させるべきは印鑑とFAXです。がんばっていきましょう。