来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

審査員を審査してやればいいのです




  審査員がデジタルで良い絵を書くのは簡単と思ってるため、デジタル絵かきが評価を落とすという図。

実際にデジタルを創作に使っていればわかることだけど、デジタルは便利にはなるがいい作品になるかは作る人によって決まる。自分で作らない人はデジタルの「便利」の部分を誤解しているのです。

実際のところ世の中のコンテストで審査員が素人というのは多いです。なんか偉い人とか、なんかの専門家なのかもしれないけど、コンテストの作品を評価する知識は門外漢とか。学校関係、行政ほど多いです。素人ほど専門性を理解していない典型です。

そういうのに遭遇したら、自分が学んで知識があるのならば審査員を審査してやればいいです。そして、このコンテストを作った人は素人だなと笑ってやればいい。

たまに「素人だからこその鋭い指摘」とか「素人だからこそ自由な発想」などといいますが、専門性においてそんなものは起こりえません。仮にあったらそれは「素人のふりをした人」でしょう。

世の中、常に自分が評価される側と思って生きてる人が多い気がします。
面接官とか、上司とか、クライアントからの評価は人生を左右しますが、評価される側もそういう人たちをよく見て評価して、付き合い方を変えていくと生きやすくなると思います。