来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

特にカルチャーショックはありませんでした

「大阪から東京に出てきてカルチャーショックだったこと」みたいな記事を見たのですが、私が沖縄から東京に出てカルチャーショックみたいなことってあったかなと考えたのですが、何一つありませんでした。

もちろん沖縄にはなくて東京にはあることは 山ほどあるんですが、だからと言ってそれを驚きに思うかと言えば「ここではそうなのか」程度のもので、むしろみんないちいちそんなことで驚くの?という感じです。

なぜショックがないかと言えば、私自身がそもそも沖縄のカルチャーというか、常識を絶対だと思ってなかったからだと思います。うちはうち、よそはよそです。

地方の特産が安くて美味しいのは当たり前だし、東京にはモノも情報も集約する。「ケンミンSHOW 」というテレビ番組ではいちいち東京の食べ物と地方の食べ物を比較して対立を煽るのですが、その差を面白さと感じるのはいいと思うのです。しかし生まれ育った地域が絶対で他の地域のやり方は受け入れられないというのはこの時代の考え方としてかなりまずいし、地域の対立構造で番組を作る人達もかなり危ない橋渡ってるんじゃないかなと思います。

地元愛ゆえというところはあると思います。ならば、他人にも地元愛があることに想像力を働かせてもいいんじゃないでしょうか。