来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

「人間生産工場」まであと少し

 ここ最近考えていたことなんですが、日本の少子化がどうしようもないところまで進んだとき、国家に「人間を生産する技術」があったらそれを行使するんじゃないかなと。
 
 そしたらタイムリーな ニュースが流れてきました。

女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚から育てる人工子宮システムを中国が開発 

 なるほど中国かと。たしかに日本よりも中国の方が素早く利用しそう。
国家の維持のために市民という労働力が必要ならば、その禁断の技術を行使することは全然あり得ると思います。

 今は倫理的に反発が強いでしょうけど、世界的な人口減少が進みこれまでのインフラが維持できないと市民が身を持って知ったとき、倫理観なんて簡単に消し飛ぶでしょう。

 最初は母体・子供の安全性を喧伝して。しかしこれはタガが外れる要因になると思います。これまでは多かれ少なかれ女性が「お腹を痛めて生んでいた」ためこうした技術の利用は良心の呵責もあったでしょうが、一旦そうした負担を負う必要がなくイージーになれば、なし崩しに精子卵子を集め人間を『生産』し始めるまでに時間はかからないでしょう。

それも遠くない未来。20年後か30年後か。もしかしたらもっと早いかもしれない。