来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

『君に届け』を読み返す



君に届け』を読み返しています。

 この作品は本当にすごくて、全30巻が10代という多感な人生を中弛みせずに繊細に描いています。
この作品特にすごいと思うのが、ふとしたときに出てくる脱線した台詞。ふつうなら脱線といえば悪い意味に捉えられると思いますが、この作品の台詞の脱線はキャラクターを魅せるものであり、これがあるからこそキャラが台詞を言わされているような性急な展開にならず、友達同士がわちゃわちゃと話しているような自然さが演出されるのです。

 読み返してみると、20巻以降のカラーイラストの塗り咲坂伊緒先生の影響受けてる!?とか前回は読み飛ばしてたコラボ漫画、『青空エール』の河原和音先生じゃないか!そういや『青空エール』も北海道舞台だったなぁとか色々発見があるのです。

 今連載中のスピンオフ『運命の人』も悪役キャラだった胡桃沢が主人公で、これがまたすごく良いのです。最近2巻出ました。

 そして、こうしてブログを打ち込んでいる日本語入力は前回書いたかわせみ3からGoogle日本語入力に戻してしまいました。理由はかわせみ3で「さきさかいお」が変換できなかったからです。固有名詞の変換がすぐできないのは文章を書くときのストレスになるなと実感。そういや、前回もそんなことがあってGoogleに戻した気が。忘れがちで困ります。

 と、私のブログは意味のない脱線して終わります。