来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

電話はもう廃止しましょう

電話というツールはコミュニケーションの壁となる距離を無くし社会に革命を起こしました。そのコストも今や無視できる程度になっています。

ここまでコストが下がると、その低コストを悪用する人々が出てきます。今や電話はその利点よりも社会活動の障害となってる気がするのです。

最近のオレオレ詐欺は高齢者をコンビニATMに向かわせたらそのコンビニに電話をかけ、店員の注意をATMから逸らすそうです。電話がなければそういう気を逸らすやり口は難しいでしょう。

昔からあるデリバリーを嫌がらせに送りつける騙りの電話なんかは今も相変わらずあるようです。

これはなにが電話の問題かと言えば、電話はほぼ匿名だということです。その上リアルタイムで時間を拘束されるので通話相手の調査が難しい。性善説で成り立ってたシステムがもう破綻してるのです。

社会活動を円滑にするためにも、もう電話は使わない方が良いと思います。たとえば、クレームの電話をするにしても、何かしら身元を保証するなりのシステムが必要です。

これはSNSでも同様だとは思いますが、特に電話のリアルタイム性はとにかく悪用されやすい。

すでに私は電話はスマホが使えない母にかけるときだけです。仕事の通話もLINEですし、リアルタイムはZOOMやGoogleMeat等。全く問題ありません。

行政インフラが全然未整備なので、そういうのをマイナンバーを使うなどしてちゃんとやってほしいです。

ファクスすら無くせない日本なので難しいでしょうけど、電話を無くしたら間違いなく生産性は向上します。