仕事の音楽制作は、制作スピードの都合上全てソフトシンセという、PC上の仮想シンセで作ります。今はそれでリアルなほぼ人間と遜色ない歌も、オーケストラも作れてしまいます。
しかし、そういう作り方ばかりしているとハードが欲しくなります。ものすごく古い、それもチープな音が出るようなものほど欲しくなります。
載せた写真は漫画倉庫で見つけた、ボロいカシオトーン。欲しい。
しかし買ってもなかなか使いません。ハードシンセは録音しなくてはならないからです。録音するには配線しなくてはなりません。これがめんどくさい。
なんと、ソフトシンセは作った曲を録音する必要はありません。書いた楽譜をそのままMP3やWAVに変換できるのです。3分の曲も数十秒で書き出せます。
それでも、このチープなハードシンセが曲のインスピレーションのきっかけになったりはします。欲しい。
買うギリギリのところでそういや引っ越しするんだったと思いとどまりました。さすがに今モノを増やすわけにはいきません。
引っ越してから考えます。
欲しい。