来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

原作と改変

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ドラマ制作側が作者の意図にそぐわない改変をしたので、作者側から契約を解除。これは真っ当な権利です。作者には自分の作品を改変されない権利があります。だから、ドラマ制作側は原作者と密な意見交換が必要。

改変は、作者だけでなく、原作ファンも気になるところです。割と最近も原作の登場人物の性別が変わったり、キャスティングが納得いかなかったりで荒れてるドラマがありました。

それで私も瞬間的に「改変=駄目」って考えてしまったんですが、必ずしも改変が良くないわけではなくそれがうまくいくケースも当然ある。改変してもしなくても、結局のところ面白ければいいわけです。

 

寄生獣ミギーの声優が平野綾さんに決まったときも荒れていましたが、放送後その演技の良さに批判は収まったようです。

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それが、ドラマ化での改変が上手く行かなかった場合。つまりは面白くなかったら、それが改変のせいと思われて目立ってしまうと。

 

改変するなら原作者の承諾を得て、面白くなればOKということです。

面白いは正義。