来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

勘違い系ITビジネス

前に「コールセンターはITビジネスではない」とFBに書いたら「コールセンターもITビジネスだ」と知らない人から食ってかかられたことがあるのだけど、どう考えてもコールセンターはITを「利用した」サービス業であり、これをITビジネスに入れてしまってはPCを使う業務はすべてITビジネスとなってしまます。

私も仕事を人に聞かれたときにめんどくさくて「IT関係です」と答えてしまうことも有りますが(笑

プログラミングスキルがあれば学歴なんていらない。17歳女子高生が大学進学をやめて挑む初起業。

この17歳の女性がプログラミングスキルをつけて起業するっていう話なんですが、そのサービス内容が人材マッチングなんですよね。

Seekleは語学教室・カメラマン・メイクアップアーティストなど
各種サービスのプロバイダーと顧客を繋ぐ場を提供するローカルサービスです。 

 先行するサービスがすでにたくさんあります。

本人は一生懸命プログラミングしてサイトを作っているらしいのですが、このサービスのキモはおそらく人集めと顧客同士のトラブル処理です。人間のトラブルはプログラムでは解決できません。

こういう表面的な華やかさに惑わさて本質的な部分がわかってないということは多くて、例えば一時期流行ったユーチューバーも、まるで新しい職業のようにもてはやされましたが、本質的にはタレントです。もともと人を惹きつけるタレント性を持った人が、YOUTUBEに動画を載せただけに過ぎません。
だから、動画をアップすればHIKAKINのように人気者になれると思って会社を辞めると大変なことになるのです。


ただ、高校に関しては私も得たものはほとんどないので、別に行かなくても良いんじゃないかなとは思いますが、学校から得たものはなくても、学校に行くことによって多くの人に出会えたことはとても良かったと思います。(そして学校がとてもつまらないものと知ったのも得たことのひとつかもしれません)

なにより、こういうサービスって使う側の気持ちがわからないといけないわけで、大多数の人が通る道を通らずにギョーカイの人とだけつるんで、果たしてユーザーの気持ちがわかるのか疑問です。


数年前にも、学生向けサービスを作っている中学生社長が高校に行かずにビジネスに集中するとあったのですが、学生向けサービスを作っている人がユーザーの意見を一番聞ける学生をやめてしまうのか全く理解できませんでした。 


とはいえ、実際やってみたら大成功して私がこの記事を書いたことで恥を書く可能性も十分にありえますので、この起業女性のサイトに登録して動向を見守りたいと思います。