来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

『ぼっち・ざ・ろっく』が面白い



今期のアニメの中で一番好きなのが『ぼっち・ざ・ろっく』

バンドものなんですがぼっちの主人公、その名は「ぼっち」が、ひょんなことからバンドに加入するお話。

私も高校時代ひょんなことから他校のバンドに誘われて一瞬加入したことあるんですが、これが練習スタジオ借りるくせに練習しないバンドで、そのくせ1ヶ月後にライブだと言ったり知り合いの女子バンド呼んで「教えてやる」なんて言うもんだから、すぐに脱退。
当時は変に音楽にストイックだった私は、こんなチャラチャラした高校生バンドなんぞと関わっては駄目だ。俺は一人で音楽をやるんだ、と、 それからは黙々とひとりPCで曲作りをしておりました。

わたしは「ぼっち」にはなれなかったのです。

正直言えば、高校時代バンドをやりたかった。でも、当時音楽性で合う人は周りにいませんでした。だからひとりでやるしかなかった。

その延長線上に今があって作曲家をやってるので後悔というほどのことはないのですが、 魚の小骨程度のひっかかりは未だにあるのです。

そんな昔のことを思いつつ『ぼっち・ざ・ろっく』を見るのです。