映画見てきました。やちむんというバンドのドキュメンタリー的な映画。
タイトルの「一生売れない心の準備はできてるか」ですが、特にそういうのを掘り下げるという感じではないです。やちむんのリーダー奈須重樹さんのいきあたりばったりな感じの半生を歌をはさみながら見ていく感じ。
売れてるか売れてないかで言えば、売れてないのかもしれない。
けど、25周年ライブでは18人という大編成バンドで開催できるというのは、その4半世紀に培ってきたものがなければできないわけで、バンドを組んだことのない私から見るととても幸せな音楽生活を送ってきたんだろうなと見える。
しかも、こうして映画をとってくれる、配給までしてくれる仲間もいるのです。
人生の成功というものはどう測るか難しいものです。売れることが成功ならば、「売れ終わった」あとはどうするのか?一度味わった最高の果実をもう二度と手に入れることは出来ない。そんな現実受け入れて生きていくというのは、それはそれでキツイんじゃないかなと思います。やはり身の程というものはある。
口では売れたいなぁといいつつも案外現状も悪くない。そんな感じがちょうどいい。
それはそれとして、もうちょっと売れたいなぁって思います。