来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

クレイジーケンバンドのすごさ

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那覇の商業施設でクレイジーケンバンドのミニライブがあったので行ってきました。

バンド形式ではないだろうからカラオケで歌うのかなと予想してたら、なんとDJブースを作って自分でまんま歌入りのCDをかけて、かぶせ(歌入りの音源の上に重ねて歌う)で歌ってました。

これがまた曲のかけ方、歌、トーク、どれもフリーダム。なのに手を抜いている感じではないのです。商業施設でのミニライブでディープなファンも全く知らない人もいる中、目線の送り方やトーク運びなどベテランの風格。このゆるい空気感も実力あってのこと。とても真似できるものではないです。

このイベントで、私は2002年に『グランツーリズモ』というアルバムを買って以来20年以上ぶりに新作アルバム買いました。タイトルは『世界』

20年以上経ってもサウンドは変わらずハイクオリティ。歌謡曲的なダサさをクールなサウンドくるみ化学変化を起こし、お洒落で経年劣化に強い楽曲に仕上げています。ほんとにすごい。

そして、今回久しぶりにCKBを聴いて一番すごいと思ったのは、ほぼ毎年のようにアルバムをリリースしているのです。

40歳を越えたアーティストはアルバムリリースの感覚が4,5年余裕で空いたりしますが、98年のデビューから20枚以上のアルバムを出してるのは凄すぎます。

いつか自分のアルバム作ろうかなーなんて考えて気がつけば10年ぐらい経ってる私は猛省しなくてはなりません。