来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

古いコンテンツの捉え方が変わりつつあるかもしれない

8bit、16bit時代のゲームの特徴として、その当時のマシンスペックの低さから、ドットの荒さやピコピコサウンドが挙げられると思います。

そして、2000年代はそれらの古いゲームを入手することは困難。レトロゲームと呼ばれてマニア向けのレトロゲームショップで売り買いされました。

2010年代ぐらいから、そんな8bit、16bitのビジュアルやサウンドを作風として捉えたゲームが増えたように思います。

そして、ゲームのDL販売が主流となりパッケージと流通のコストがなくなることで、今までなら売上的に出来なかったレトロゲームの復刻が可能になりました。80年代のマニアックなゲームが今気軽に買えるのです。

そうしたことによって、レトロゲームは今「古い過去のゲーム」というイメージが薄れてきたように思います。

30年前のゲームも、最近発売されたピクセルアート系のゲームと普通に販売ページに並ぶのです。そうなると、30年前のゲームを知らない人からすればどちらも同じドット絵のゲームです。

ヒット、流行りというものはもちろん今でもあります。それらは20世紀には流行りがすぎると消えていましたが、今はまた返り咲く可能性があります。また、リリース直後は芳しく無くてもジワ売れや遅れたヒットもありえます。

だから、新作だけでなくすでにリリースした作品もプロモーションなど手入れをしていくのも良いんじゃないかなと思います。