来兎の研究室跡地にして雑文置き

作曲家、来兎の雑記です

衰退というのは側面のひとつでしかない

 

あれやこれや衰退だなんだといわれますが。

私の身近ではゲーセンはどうして衰退したかなどと色々考察されますが、要因は色々あれど単純な話「時間が経ったから」ぐらいのもんじゃないかと個人的には考えています。ずっと伸び続ける、安定しているものなんて無いですから。

たまたまその時期にうまくハマったものであって、隆盛の理由を考えるならともかく衰退の理由を元に対策しようというのはあまり意味がないかなと。

だいたい何を持って衰退というかです。アミューズメント施設としては売上は増加傾向にあります。ただ、90年代のゲーセンと今のゲーセンは稼ぎ方が違います。90年代ような雰囲気をもう一度というのはさすがに「三丁目の夕日」の時代を良かったって言ってるような違和感があります。時代は巻き戻せません。今のやり方を模索する必要があります。

エロゲ市場も斜陽と言われていますが、DL市場はかなり伸びています。ユーザーの感覚が変わってきたのでしょう。

ゲーセン、エロゲ、どちらにしても私の世代が主要の顧客だったのは昔の話。前に話題にしたCDにしても、結局のところ情報アップデートされていないことが根本の問題なのでしょう。

そういう昔を取り戻したい系の堂々巡りは、いい加減やめてもいいんじゃないかなと思います。