来兎の研究室跡地

作曲家、来兎の雑記です

素直に負けを認める能力

相変わらず、ポッ拳やっております。

ネット対戦の勝率もじわじわと上げていって、現在43.9% 

ネット対戦ではたまに負けそうになると、勝率やポイントを落とすのを嫌がり回線を切る人がいます。
この行為自体が自らの弱さを(無意識に)認めた行為であり、それで維持する勝率という単なる数字にすがるダメなプライドを持つ人には、ただただ残念だなぁと思うばかりです。

現状を素直に認められない人って結構多いなと思います。

自分の本当の実力はこんなものじゃない。
本当はこんな場所にいる人間じゃない。

という風に。


「潜在能力」っていう言葉はとても罪な言葉だと思います。
よく「人間の脳は10%だけしか使われていない 」って言われますがそれがホントでも嘘でも、その10%が現時点の100%なわけで、とても無意味な考え方です。

でも「潜在能力」という概念を知ってしまうと、それに期待してしまうのです。
自分に「潜在的な価値」があると勘違いして、その価値を人に認められたいと行動してしまうのです。

価値ってものはあとからついてくるものなんですが、何かする前からそれを欲しがるためにいつまでたっても評価されない。悪循環。

それよりも自分力を素直に認める能力を持ったほうがいい。さっさと自分の力の無さを認めて今いる位置を正確に測ったほうが、本当に行きたいゴールに近づけるはずです。


だから、私は勝率50%を目指し、今日もポッ拳で負けるのです。